学びの特長
Feature
生活環境学科では
暮らしを取り巻くさまざまな環境を
ひとつのものとして捉え、
あらゆる角度からの学びをつなげ、
未来の暮らしをつくる学科です。
その学科の学びの特長について紹介します。
入学後に選べる3つの専門領域
学びの軸になるのは、入学後に選べる3つの領域。
1年次後期からは、3つの専門領域から1領域を選択し、その領域の専門性を高めます。
専門領域と他領域の横断性
各領域で専門性を高めつつ、広い視野で生活環境を捉えます。
3年次後期からは、領域横断型演習科目や自由に選択できる研究室で卒業研究に取り組みます。
大学院では、さらに専門領域を深めたり、広い視野で暮らしの本質を探究することができます。
実践力の育成と資格取得
歴史的・文化的視点やデザイン的視点、科学的・工学的視点といった学術的な素養のみならず、
生活環境をカタチとして創る実践的なスキルも身につけます。
その結果として、各分野の資格取得にもつなげます。
多彩な授業
衣環境・アパレル領域
准教授
竹本 由美子
担当授業
「繊維製品材料学実験」「アパレル未来学」など
私たちが快適で安全に持続可能な生活ができるように、靴内の快適性や靴下の滑り性、生活素材を長く使い続ける循環型社会に向けた研究をしています。授 業では、衣服やインテリア素材の様々な機能性や、衣服・ヒト・環境の関わりを講義し、その知識を応用する実験などテキスタイルアドバイザー資格科目を主に担当、資格取 得をサポートしています。さらに、アパレル産業の現状や課題から未来を考える授業も行います。ともに私たちのこれからの生活環境を考えていきましょう。
生活文化・デザイン領域
教授
三宅 正弘
担当授業
「フィールドサーベイ実習」「生活環境論」など
まず生活環境に興味を持っていただくためには、「まちっておもしろい」「地域が好き」と学生に感じてもらいたいと考えています。どんな街にも魅力があ ることを伝えるために、できるだけ普段から日常的に知っている街を歩き、そこで面白さを発見できるよう、様々な特徴的な街を比較対象として歩いてほしいです。講義受講 後は、きっとどこのどんな街でも楽しめるようになっていると思います。
住環境・まちづくり領域
准教授
山田 由美
担当授業
「住宅設計」「建築・インテリア設計I〜III」など
建築士としての実務経験を活かし、魅力ある建築空間の設計手法について研究しています。住宅を含む建築の設計には規模に関わらず多角的な知識を活用して考え抜く力、考 えたことを空間に展開するデザイン力が必要で、その力は複数の設計課題を通してトレーニングすることで身に付きます。担当する実習では少人数でのスタジオ制を採用し、 学生の個性を伸ばすことに重点をおいています。学生たちの漠然としていたイメージが徐々に具体的な形になっていく過程に、毎回、ワクワクさせられています。
教育設備
生活環境を創る実践的なスキルを身につけるため、
様々な体験や実験を行う専門的な教育設備を整えています。
- ユニバーサルデザインラボ

- 照明ラボ

- 被服実験室

- 環境構造スタジオ

- 繊維・材料系実験室

- アパレル生産実習室

- アパレル造形実習室

- 制作室

- 製図室

- 工作実習室

- 総合スタジオ

- 実体験ラボ

卒業研究
学びの集大成として論文や設計、制作に取り組みます。
専門領域を深めつつ、他の領域への視野も拡げつつ、未来の暮らしの姿を追求します。
取得可能な資格・免許
各領域で取得できる諸資格
- □ 1級テキスタイルアドバイザー
- □ 2級テキスタイルアドバイザー
- ☆ 一級建築士
- ★ 二級建築士
- ★ 木造建築士
- ★ インテリアプランナー登録資格
- 商業施設士補
領域共通で取得できる諸資格
- 高等学校教諭一種(家庭)
- 中学校教諭一種(家庭)
- 博物館学芸員
- ◎ 学校図書館司書教諭
- 図書館司書
- △ インテリアコーディネーター
- △ 繊維製品品質管理士(TES)
- △ 宅地建物取引士
- △ カラーコーディネーター検定試験
- △ 色彩検定®
□:学業成績、その他により履修制限があります。
☆:受験資格が得られます。登録には学部卒業実務経験2年以上が必要ですが、本学大学院生活環境学科専攻修士課程において所定の科目を履修することにより、 実務経験2年とみなされます。
★:受験資格が得られます。
◎:中学校・高等学校のいずれかの教員免許状を取得することが前提です。
△:大学で学んだことが資格試験受験時に役立ちます。