知られざる工部省復活案に迫る—建築行政の歴史を読み解く論文掲載—

生活環境学科の西山雄大講師の単著論文「明治30年代の工部省再設置案について」が、2026年3月1日発行の『日本建築学会計画系論文集』(841号)に掲載されました。

本論文について、西山講師は次のように話しています。

「明治初期の殖産興業を担った工部省が内閣制発足に伴い廃止されたことは周知の事実です。しかし,それから10数年後に工部省の復活が提議されていた事実は,今日ほぼ全くと言っていいほど知られていません。この工部省再設置案は,建築行政を担う所管官庁としての性質と機能を期待したものであり,我が国の官庁営繕の歴史を紐解く上で重要な提議と考えられます。2025年3月に出版した『「専売建築」と妻木頼黄—「標準化」の思想と実践』(九州大学出版会)の言わばスピンオフ的な論文として,幾つかの史資料を駆使して新たに執筆しました。」

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